小松食品は、北海道小樽にある1936年(昭和11年)創業の佃煮メーカーです。
小樽と言えば小樽運河や坂の街として有名ですが、寿司屋通りがありますように海の幸が豊富な町としても知られております。
小松食品は創業当時より受け継がれてきた味と技を守りつつ、かつ安心・安全をモットーに皆様に愛される商品をこれからも提供して参りたいと考えております。
にしん甘露煮やししゃも甘露煮・はもしそ焼などの製品は、はじめ煤焼機でじっくりと焼き上げたあと、各調味を使って炊き上げていきます。
魚をじっくり香ばしく焼き上げることによって、本来のおいしさを生かしながら一味違う甘露煮を炊き上げることが出来るのです。
当社製品の中には、「作業工程のほとんどが手づくり」というものが多くあります。
例えば、はもしそ焼。はもを切ることはもちろん、はもをしその葉で巻くのは機械では出来ず、手巻きをします。
そして仕上げに鉄板で焼き上げ作業をしますが、こちらも30cm四方の鉄板で手作業で香ばしく焼き上げていきます。
今から遡る事約40年前、当時知られていないせいか殆ど食べられる事の無かったつぶ(アヤボラ)貝が沢山余っていて、漁師の方が大変困っていたそうです。
それを何とか助けてあげたいと色々試行錯誤を重ね、美味しく食べられる様に工夫・開発をしたのが今のつぶ甘露煮の始まりです。